_ まあまあ面白かった。
_ アメリカの月着陸がフェイクだったという話かと思って観たが、ちょっと違った。フェイクの着陸映像を使おうとしたが結局本物を使うことになったいう、つまらない結末。
_ それにしても、月着陸はほんとうだとしても、あれからもう50年以上たつのに後に続くものがいないのが不思議だ。技術の進歩のスピードとすれば、50年は戦艦大和が原子力空母になり、ゼロ戦がF16になるに十分な時間だ。
_ 1957年にソ連の最初の人工衛星が打ち上げられ、1969年に人間が月に行った。たったの12年だ。中国が最初の人工衛星を打ち上げたのが1970年で、中国の資力からするとすでに月に上陸していてもおかしくない。
_ ひょっとしたら、極秘裏に月占領作戦は実行されているのかもしれない。中国だけではなく、核兵器を非公式に開発したと言われているイスラエルとか。連中の基地が月の裏側にすでに存在するのかもしれない。
_ 観たい映画が時間が合わなかったので観たが、とても面白かった。
_ 竜巻の話で、とにかく映像がすごかった。これは映画館で観なければ価値がない。ストーリーも、竜巻を追いかけるカーボーイ姿のユーチューバーが出てきたりして凝っていた。ユーチューバーとドローンは今どきの映画には欠かせない。
_ 竜巻はアメリカのカンサスやオクラホマのような南西部に多いようで、オズの魔法使いはカンサスが舞台だった。この映画はオクラホマ。どちらも行ったことがない地域だ。
_ カーボーイ姿のタイラーはケイトがニューヨークから来たと聞いてシティーガールと馬鹿にするが、実はケイトは地元の農家の娘だった。竜巻はニューヨークにはないし、オクラホマはニューヨークがアメリカだと思っている連中にとっては異国だ。
_ オクラホマは共和党が圧倒的に強い州のようだが、住民はニューヨークに城を構えるトランプをどのように思っているのだろうか。アメリカはいろんな本を読んでも分からない。住んでみても自分が住んだところしか分からない。
_ インドを舞台にしたリベンジアクション。
_ ある村を再開発を口実に追い出され抵抗すると警察隊に蹴散らされる村民。その中に主人公がいて警察署長に母を殺される。背後には、富裕層を従える教祖がいる。
_ 昔のやくざ映画とブルースリーとロッキーを混ぜたような作品。
_ 都市の輝く摩天楼の下に貧民街が広がっている。結局、リベンジはこのような貧富の差を是正しなければ解決しないと思うが、映画は個別の殺人をもって終わる。やくざ映画でも後期には社会問題を扱うものが増えたが、悪い親分を殺しても何も解決はせず、不完全燃焼でしかなかった。
_ インドには行ったことがないが、世界一の人口を抱え、GDPが日本を追い越そうとする国がこのような状態でいいのか。インド人やインド系で目につくのは、英国の元首相や、アメリカの副大統領やIT企業のCEOだが、平均的なインド人はどう思っているのだろうか。