_ H5N1型の鳥インフルエンザに対してやっと政府が対策を検討しだしたようだ。
_ 今日の日経新聞朝刊によれば、これまでの全世界での発症者は357人で死者は224人だそうだ。実に60パーセントを超えている。ペストなどより死亡率が高い。
_ 政府の試算だとパナデミックになったときの日本での発症者は3200万人で死者は最大64万人だそうだ。これは2パーセントに当たる。この数字はスペイン風邪のときの死亡率を参考にしたとのことだが、それでいいのだろうか。
_ 鳥インフルエンザが人対人で感染するようになる場合は毒性が薄まることがあるようだ。それは既存の人のインフルエンザの遺伝子を取り込む場合で、そうではなく、現在の毒性を維持したままで感染力を持つこともありえるという。
_ 60パーセントの死亡率で3200万人が感染すれば日本だけで2000万人が死ぬことになる。そのとき何が起きるかは、「28日後...」とか「アイ・アム・レジェンド」などを観ると想像がつく。